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元祖ドラクエ? 映画「八犬伝」ネタバレ無しレビュー 感想  19

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おつかれさまです  ジョーです

観てきました「八犬伝」
昔、ファミコンソフトで遊んだ 南総里見八犬伝
なんかワクワクして面白かった記憶があり、映画も面白いはずと。。。。。

個人的な評価
5点満点中 3.0 ←今年最低いまのとこ

南総里見八犬伝とは

江戸時代を代表する長編伝奇小説

南総里見八犬伝は、江戸時代後期の文豪、曲亭馬琴(滝沢馬琴)が28年の歳月をかけて書き上げた長編小説です。室町時代後期の関東を舞台に、実在の戦国大名・里見家をモチーフとして、八人の若者(八犬士)が活躍する壮大な物語です。

南総里見八犬伝 物語のあらすじ

物語は、安房里見家の姫・伏姫と神犬八房の因縁から始まります。伏姫は八房と密かに愛を育み、八つの徳の玉を持つ八人の子を産みます。しかし、その子たちは離散し、それぞれが厳しい運命に翻弄されます。

成長した八人の子は、「八犬士」と呼ばれ、それぞれが持つ徳の玉を頼りに、再び集結し、里見家の再興を目指します。道中では、様々な妖怪や悪党と戦い、数々の困難を乗り越えていきます。

南総里見八犬伝 物語の魅力

  • 壮大なスケール: 98巻106冊という膨大なボリュームで、歴史ロマン、冒険、恋愛、妖怪など、様々な要素が盛り込まれています。
  • 個性豊かなキャラクター: 八犬士をはじめ、個性豊かなキャラクターたちが物語を彩ります。それぞれのキャラクターには、それぞれのドラマがあり、読者を惹きつけます。
  • 勧善懲悪: 基本的には勧善懲悪の物語ですが、登場人物たちの複雑な心情や、運命の残酷さなども描かれており、単なる勧善懲悪物語にとどまらない深みがあります。
  • 日本文化の要素: 物語の中には、日本の神道や仏教、陰陽道といった要素が数多く取り入れられており、日本の文化に触れることができるのも魅力の一つです。

現代に読み継がれる理由

  • 普遍的なテーマ: 家族愛、友情、正義、運命など、普遍的なテーマが描かれているため、時代を超えて多くの人々に読まれています。
  • 日本の歴史ロマン: 日本の歴史を題材にした壮大な物語は、日本人の心に響くものがあります。
  • 様々なジャンルの要素: 歴史、ファンタジー、冒険など、様々なジャンルの要素が融合しているため、幅広い層に楽しんでもらえます。

滝沢馬琴について

滝沢馬琴(曲亭馬琴)は、江戸時代後期の読本作家として、その名を知られる人物です。特に、長編小説『南総里見八犬伝』は、日本文学史に残る不朽の名作として、現代においても広く読まれています。ここでは、馬琴の波瀾万丈な生涯と、数々の代表作について詳しく解説していきます。

波瀾万丈な生涯

  • 生い立ち: 明和4年(1767年)、旗本の子として生まれました。幼少期から文才を発揮し、様々な経験を積みます。
  • 文筆業へ: 出奔や浪人生活などを経て、文筆の道へと進みます。山東京伝に師事し、黄表紙や読本などの作品を発表。
  • 『南総里見八犬伝』の執筆: 文化11年(1814年)から天保13年(1842年)までの28年をかけて、『南総里見八犬伝』を執筆。彼の代表作となり、ライフワークとなりました。
  • 晩年: 晩年は、読本作家として活躍し、多くの作品を発表しました。嘉永元年(1848年)、82歳で生涯を閉じます。

代表作

  • 『南総里見八犬伝』: 室町時代後期の関東を舞台に、八人の若者(八犬士)が活躍する壮大な物語。歴史ロマン、冒険、恋愛、妖怪など、様々な要素が盛り込まれています。
  • 『椿説弓張月』: 源頼朝と北条政子とのロマンスを題材とした歴史小説。
  • 『南総里見八犬伝』続編: 『八犬伝』の続編となる作品を多数執筆。
  • 『椿説弓張月』続編: 『椿説弓張月』の続編となる作品も執筆。
  • その他: 黄表紙、読本、合巻など、多数の作品を発表。

馬琴の文学的特徴

  • 壮大なスケール: 『南総里見八犬伝』をはじめ、多くの作品が長編であり、壮大なスケールで物語が展開されます。
  • 多様な題材: 歴史、伝説、神怪、恋愛など、幅広い題材を扱っています。
  • 個性豊かなキャラクター: 登場人物はそれぞれ個性豊かで、読者の心を掴みます。
  • 読者の心を掴むストーリー: 勧善懲悪の物語が多いですが、登場人物たちの複雑な心情や、運命の残酷さなども描かれています。

馬琴の文学的評価

馬琴は、江戸時代後期の読本界を代表する作家として、その才能を高く評価されています。彼の作品は、当時の庶民に広く読まれ、日本文学の発展に大きく貢献しました。

まとめ

滝沢馬琴は、波瀾万丈な生涯を送った文豪です。彼の代表作『南総里見八犬伝』は、日本文学史に残る不朽の名作として、現代においても読まれ続けています。馬琴の作品は、歴史ロマン、冒険、恋愛など、様々な要素が盛り込まれており、幅広い読者に楽しんでもらえるでしょう。

葛飾北斎の似顔絵イラスト

映画「八犬伝」について

2024年に公開された映画『八犬伝』は、江戸時代の文豪・滝沢馬琴が書き上げた長編小説『南総里見八犬伝』を原作としたファンタジー時代劇です。

物語の舞台とあらすじ

映画は大きく分けて2つのパートで構成されています。

  • 虚(きょ)のパート: 滝沢馬琴が創作した物語の世界。里見家にかけられた呪いを解くために、八つの珠を持つ八犬士たちが運命に導かれるように集結し、過酷な旅に出る物語です。
  • 実(じつ)のパート: 作家・滝沢馬琴と浮世絵師・葛飾北斎の交流を描いたパート。馬琴が「八犬伝」を執筆する過程や、北斎がその物語に影響を与えられた様子が描かれます。

魅力的な要素

  • 壮大なスケール: 原作の壮大さを継承し、八犬士たちの冒険をダイナミックなVFXで描いています。
  • 歴史とファンタジーの融合: 江戸時代の歴史を背景に、ファンタジー要素が盛り込まれた独特の世界観が魅力です。
  • 作家と作品の誕生: 滝沢馬琴と葛飾北斎の交流を通して、作品が誕生する過程が描かれることで、物語への没入感を高めます。
  • 豪華キャスト: 役所広司など、実力派俳優たちが集結し、個性豊かなキャラクターを演じています。

見どころ

  • 八犬士たちの活躍: それぞれ異なる個性を持つ八犬士たちが、試練を乗り越え成長していく姿は必見です。
  • 滝沢馬琴と葛飾北斎の友情: 二人の天才が織りなす友情と創造の物語は、感動を与えてくれます。
  • VFXによる迫力ある映像: 壮大なバトルシーンや幻想的な世界観が、VFXによって美しく表現されています。

作品への評価

映画『八犬伝』は、原作ファンはもちろん、歴史ファンやファンタジーファンからも高い評価を得ています。壮大なスケールと美しい映像、そして個性豊かなキャラクターたちが織りなす物語は、多くの人を魅了するでしょう。

主なキャスト

  • 滝沢馬琴(曲亭馬琴)役: 役所広司
  • 葛飾北斎役: 内野聖陽
  • 伏姫役: 土屋太鳳
  • 犬塚信乃(孝)役: 渡邊圭祐
  • 犬川荘助(義)役: 鈴木仁
  • 犬坂毛野(智)役: 板垣李光人
  • 犬飼現八(信)役: 水上恒司
  • 犬村大角(礼)役: 松岡広大
  • 犬田小文吾(悌)役: 佳久創
  • 犬江親兵衛(仁)役: 藤岡真威人
  • 犬山道節(忠)役: 上杉柊平
  • 玉梓役: 栗山千明
  • 馬琴の息子・宗伯役: 磯村勇斗
  • 宗伯の妻・お路役: 黒木華
  • 馬琴の妻・お百役: 寺島しのぶ
  • 河合優実
  • 立川談春
  • 中村獅童
  • 尾上右近

スタッフ

  • 監督: 曽利文彦
  • 脚本: 秦建日子
  • 音楽: 岩代太郎

みんなのレビュー

  • 役所広司さんと内野聖陽さんの演技が素晴らしい:二人の名演が、作品に深みを与えているという声が多く聞かれます。
  • 歴史とファンタジーが見事に融合:歴史的な背景と、八犬伝のファンタジー要素が、絶妙なバランスで描かれているという評価があります。
  • 映像が美しい:江戸時代の風景や、幻想的な世界が美しく表現されており、視覚的な満足度が高いという意見も。
  • 物語が奥深い:歴史、文学、人間など、様々なテーマが深く掘り下げられており、考えさせられる作品だという声も。

一方で、一部では以下のような意見も見られます。

  • 八犬伝の物語部分が短い:滝沢馬琴の創作過程に重点が置かれているため、八犬伝の冒険物語がもう少し見たかったという声。
  • 登場人物が多すぎて、感情移入しづらい:八犬士をはじめ、多くの登場人物が登場するため、全員に感情移入するのが難しいという声。
ベルジアングローネンダールのイラスト(犬)

僕の感想

イマイチなところ

  • 歌舞伎のシーンが長い
  • 鶴屋南北との掛け合いはしつこい(大事なシーンということは理解できる)
  • 虚パートの映像が安っぽいところがあった
  • すべてが中途半端
  • 期待の若手俳優が可愛そう

良かったところところ

  • 大御所俳優の演技力
  • やっとマトモにしゃべった黒木華と役所広司とのやりとり

まとめ

まず観終わって思ったのは「早起きして観なきゃよかった」。
虚パート実パートの両方ともを149分に無理やり収めようとして両方ともが中途半端につまらなくなってる。実パートは大御所俳優の演技力でなんとかなってるが、有名歌舞伎役者をキャスティングしたから無駄に歌舞伎の尺が長かったし、虚パートにいたっては登場人物の説明シーンなどもほとんどないし、特に主役の八犬士の説明や戦闘シーンが雑な扱いだし、珠の漢字の意味も全く無いし、ほとんどな苦労もなくシレーっと8人集合しちゃってるし、ラスボス栗山千明はうるさいだけだし。結局のところ殿様がアタフタしたから悪いんだし。なのにーー

観るならDVDでいい

映画自体の「虚」と「実」
馬琴の脳内の「虚」と「実」
に悩みの多い僕は考えさせられた

最初、実パートを観てたときは「安っぽい実写版ドラクエじゃないか」って思って観てたけど、逆だね
ドラクエとかファンタジー系とかの原型が「南総里見八犬伝」なのね。200年前にあったのね。すごいと思う

この映画こそ室井さんと違って、2部作の映画にするべきだとおもうし、何なら八犬士の描写を細かく作り込んだ大河ドラマにしたら面白いんじゃないのかな。実在しない人物の大河ドラマも今まで放送されたことあるんだし

ま、観る前に期待をしすぎたのかな

      

    じゃ またね〜

映画『八犬伝』公式サイト|2024年10月25日劇場公開
世界に誇る日本ファンタジーの原点。【虚】と【実】が交錯する前代未聞のエンターテイメント超大作!出演:役所広司、内野聖陽、土屋太鳳、渡邊圭祐、寺島しのぶ/監督・脚本:曽利文彦 原作:『八犬伝 上・下』山田風太郎(角川文庫刊)
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